外国の贈与税について

外国にも生前贈与の制度があり、国によりますが贈与をすると贈与税が課税される国がほとんどです。ここでは、主な外国の贈与税について説明します。

主な国の贈与税

アメリカの贈与税

(1)贈与税の申告義務

アメリカ人やアメリカ人以外でアメリカに住んでいる人が外国人から贈与を受けるとIRSに申告しなければなりません。IRSとは歳入庁のことで、日本で言うと国税庁にあたります。当然申告義務者は受贈者になります。

(2)課税

日本の場合は受贈者に課税されますが、アメリカの場合は贈与者が課税されます。

(3)義務違反

IRSに申告しなければ、申告義務違反となります。そして罰則として、1ヶ月単位で贈与額の5%が加算されることとなります。

また、申告しても過少申告、つまり贈与額を偽って少なく申告しても申告義務違反となります。

イギリスの贈与税

イギリスでも生前贈与はできますが、やはり贈与税が課税されます。

(1)生前贈与

贈与者が死亡したときから遡って、7年以内の生前贈与は課税されます。つまり、例えば2000年に贈与したが、贈与者が2010年に死亡した場合の贈与税は課税されません。

(2)贈与税の内容

(ア)税率

税率は一律20%です。

(イ)非課税

結婚時の贈与は5000ポンド(約60万円)まで非課税となります。しかし、両親からの贈与に限るという約束がついています。

また、夫婦間の贈与も非課税です。

贈与税

贈与税のない主な国

オーストラリア・カナダ・アルゼンチン・コスタリカ・タイ等。

このように、贈与の制度はあるものの、国によって課税される国とそうでない国があり、内容も各国様々です。


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